活動内容

太平洋島嶼国リーダー教育支援プログラム (Pacific-LEADS)

カテゴリ : 日本への留学支援

地域 : オセアニア

期間 : 2016年7月 ~ 2022年5月

発注者 : JICA

本プロジェクトは、太平洋島嶼国14カ国(ミクロネシア、パラオ、マーシャル諸島、フィジー、パプアニューギニア、ソロモン諸島、バヌアツ、サモア、トンガ、キリバス、ツバル、ナウル、クック諸島、ニウエ)から、主として国際協力機構(JICA)事業のカウンターパート等の政府人材を選抜し外国人留学生として受け入れ、本邦大学における修士課程教育と、中央省庁や地方自治体、企業等における実務研修(インターンシップ)の機会を提供するものです。
受け入れを行う分野は、大洋州諸国において開発課題となっている防災、気候変動、環境、持続可能な開発、大洋・海洋問題・漁業、貿易・投資・観光、経済政策等の学術分野です。大洋州諸国の開発課題の解決に必要となる専門知識を有し、かつ、親日派・知日派として日本との関係の深化に貢献する人材の育成が期待されます。

Asia SEEDはプログラムの運営支援機関として、留学生の募集・選考から来日準備、来日中の生活支援・学業モニタリング、実務研修のコーディネート、帰国支援、帰国後フォローアップまで一貫して担っています。運営の全行程を通じきめの細かい支援を行うことで、留学生一人ひとりの興味関心や専門分野に即した能力開発を効果的に行っています。

大学院での修士課程教育

留学生は日本の大学院(修士課程)に在籍し、それぞれの専門領域における幅広い視野の獲得と専門性の深化を図ります。原則として英語のみで開講されるコースに所属し、日本人学生と同様、必要単位取得等の卒業要件を満たしながら修士論文を執筆していきます。留学生は長期休暇を利用して母国へのフィールドワークを行ったり、日本国内の関連諸機関と連携して研究を進めたりするなどして、大洋州諸国の開発課題解決に貢献する知識や能力を養っていきます。また、大学生活を通じて日本の言語や文化、生活様式に触れ、日本についての理解も深めていきます。Asia SEEDは定期的なモニタリングや所属大学および指導教員との密な連携を通じて、留学生の生活をサポートします。

能力開発および人的ネットワーク形成を目指したインターンシップ

来日1年目の夏季休暇を利用して、実務研修(インターンシップ)が行われます。Asia SEEDは留学生一人ひとりの興味関心・専門分野に応じたインターンシップ実施機関を検討し、受け入れ先の開拓・調整、研修内容の設計、移動手配、実施後のフォローアップまでを支援します。留学生は実務研修を通じて実践的な専門知識・スキルを身につけるだけでなく、将来的なビジネスパートナーとの人脈形成を目指します。人的交流は帰国後も継続し、留学生には日本と大洋州諸国の橋渡しの役割が期待されています。

合同プログラムにおける行政能力向上

来日1年目の留学生を対象に、1週間程度の研修(合同プログラム)が行われます。Asia SEEDはその企画・運営全般を担当しています。合同プログラムでは留学生の行政能力向上を目指し、日本の地方自治体の制度や革新的な取り組みを学んでいきます。留学生は研修を通して得た知見をもとに、母国の開発課題に対する具体的な解決策を提案します。また、研修では日本文化に触れる機会や、一般参加者に自国の文化を紹介する機会もあり、人との交流を通じて相互理解を深めていきます。

<参考資料>
太平洋島嶼国リーダー教育支援プログラム(Pacific-LEADS:Pacific Leaders’Educational Assistance for Development of State)(JICA)