活動内容

ベトナム国日越大学整備事業準備調査【有償勘定技術支援】

カテゴリ : 調査研究

地域 : ベトナム / 東南アジア

期間 : 2021年4月 ~ 2022年2月

発注者 : 独立行政法人国際協力機構(JICA)

ベトナムでは、労働人口のうち大学等で教育・訓練を受けた労働者の割合は約30%に留まり、中間管理職や技術系管理者の不足が指摘されています。近年高等教育機関数は急増したものの、依然として教員、資機材、資金不足による低い教育・研究レベルが課題として認識されています。本課題の解決に向けて、ベトナム政府は、高等教育機関の量的・質的拡大、および、国際的に評価される大学を設置し国内の他大学のモデルとする「国際レベルのモデル大学構想」を決定しました。ベトナム政府は日本に対し、国際水準の大学創設への協力を求め、2016年、日越大学はベトナム国家大学ハノイ校(Vietnam National University, Hanoi; VNU)の傘下大学として、修士6プログラムをもって開学しました(2021年現在修士8プログラム:地域研究、グローバルリーダーシップ、公共政策、経営管理、社会基盤、ナノテクノロジー、気候変動、環境工学、学部1プログラム:日本学)。

2021年4月時点の学生数は230名程度ですが、今後、博士課程も加わり、また、研究科・学部数の増加を予定しており、2025年には総学生数約3,000名、2030年には約6,000名の総合大学を目指します。規模の拡大に伴い、現在のハノイ市内のキャンパスからハノイ郊外のホアラックに新キャンパスを建設し、2026年までに移転することを目指しています。本準備調査は、その移転に係るインフラ及び大学運営に係る整備を担います。

インフラ関連では、建築設計、自然条件・地盤調査、環境社会配慮、機材計画、調達等に係る情報収集を進め、大学運営関連では、教育計画、財務計画、経済・財務分析、運営管理等に係る情報収取を進めます。

アジアシードは、「大学運営管理」のポジションで本調査に加わっています。他プロジェクトにて実施している日越大学の社会ニーズ調査の結果をもとに、現状の日越大学の中長期発展戦略プランを修正し、それに即した大学事務運営管理体制(組織体制、事務能力開発、質保証等)を提案します。